【剣盾シングルs11.最終2005(130位)】たいあり裏バニラシーズン2
冠雪原での冒険に勤しむ皆さんこんにちは、ぎんなんです。
前回2100を達成したし、DLC解禁したばっかりで過疎りそうだし、
別に頑張らなくていいかなーくらいのテンションでしたが、
DLC解禁ポケモンを眺めていたところシーズン11(解禁時点で残り1週間)が一番強そうなポケモンを発見してしまいました。
そう、こいつです。
昨シーズンのパーティにバイバニラがいて何故か噛み合い抜群だったためそのまま突っ込んで、歪んだ分周りのメンツを少し変えて遊んでました。
【剣盾シングルs10.最終2105(42位)】たいあり裏バニラ - ぎんなん難儀
↑昨シーズンのPT
↑今シーズンのPT
<変更点>
→
上位の構築がバレて初手ダイマエースとして微妙だったので変更。
→
・ハッサムが重かった。
・ペンドラーを抜いたのでサザンガルドじゃんけん係が必要になった。
・相手の選出画面にもパッチルドンがいて困った。
→
命の珠が余ったのでなんか面倒くさい系を処す係を採用。
電気打点を確保できたので10万ボルト→火炎放射に変更
最終日朝5時頃のレート。
このままフィニッシュして最終2005順位は130位。
DLC解禁を控えたデフレの中、3日間100戦で2000を越えられたので「俺、シングルうまくなったな...」ってニコニコしてました。
変更した3匹だけ細かく書きます。もとからいた3匹は前記事をどうぞ。
<個別紹介>
パッチルドン@弱点保険/雪掻き/腕白
165-133(100)-143(156↑)-99(↓)-100-107(252)
確定技:電撃嘴 けたぐり 挑発
選択技:氷柱落とし、吹雪
調整意図
陽気エースバーンの珠巨大火球確定耐え(?)
電撃嘴でB特化アシレーヌを93.6%で1発
A+2ダイアイス+霰で悪ウーラオスを93.6%で倒す
準速(雪掻き時最速ドラパルト抜き)
配信された10/23~ランクマ終了日の10/31までの命(11月からは大量の準伝たちに淘汰されそうなため)であることから、巷で「セミ」の仇名を付けられててちょっと面白かったです。
僕はむしろ電気・氷・格闘の技範囲が来期から解禁の準伝たちに刺さると思っていて、調整も来季を見据えた形だったのですが、今使った方が強いことにだけは気付けたのでそのままの配分で使用しました。
前期の構築記事が出回ったことでペンドラーくんの刺さる構築が減少したのを受けて交代。
現環境は氷の通りが良く、雪掻き発動のためのダイアイスを自然に打てるのが強力です。
基本的に1ターンは下から動くことになること、弱点が地闘岩炎と非常にメジャーなこと、電撃嘴以外の素の火力は控えめで耐久は高めなことから弱点保険を持たせました。
仮に保険が発動しない場合でも、ダイナックル×2やナックル+サンダーからの電撃嘴で保険発動時と遜色ない火力が出せるので息切れしにくいです。
技は電撃嘴と唯一の物理格闘技のけたぐりは外す理由がありません。
氷技は癖の少ない氷柱落としと、特攻に下降補正をかけていますが吹雪を入れ替えて使っていました。
氷柱落としは馬鹿力やフレドラで耐久の下がったヒヒダルマを保険込みでワンパンできたり、ダイマックス後に上から怯みのチャンスが生まれます。
吹雪はDMパッチラゴンにドラグーンを打たれてもアイス2回で倒せる点が魅力です。
ヌオー意識のフリドラも検討しましたが、ダイアイスの威力が下がるのとヌオーが最終日に全然いなかったのでやめました。
ラストは挑発を採用しています。
アタッカーばかりのPTであれば殴り倒せますし、受け寄りのPTに対しても挑発があることで腐りにくくなります。
ダイサンダーより電撃嘴の方が威力が高いため、敢えてダイウォールで自分のダイマックスターンを枯らす選択が取れる点も評価しました。
副次的ですが、ダイアイス+ダイウォールの組み合わせが襷ポケモンに対して非常に強かったり、相手のキュウコンの霰にただ乗りして挑発でオーロラベールを止めたりできました。
配分は環境の珠リザードン以外のほぼすべてに突っ張れる耐久から入り、Sも削れなかったためAを最低限に留めています。
調整先がちょっと未来を見ていましたが、硬いおかげでダイマックス後にまだ相手の先制技圏外なシーンがかなりあったので、方向性は正解だったと思います。
基本的に初手で出して相手を1.8匹ほど削ってもらいます。
残りをスカーフウーラオス+襷バイバニラで処理する流れでイージーウィンを量産しました。
詰めのシーンでスカーフウーラオスの怖い顔+電撃嘴の謎シナジーがあったり、HP赤でも残しておくとバイバニラの霰で再加速できたりといい感じにシナジーしていて面白かったです。
ダイマックス状態の相手のパッチルドンに対して素のパッチルドンは打点がなくなるので、ミラーで後述のウインディが出せなかった場合は強引にでも交代を繰り返して、相手のダイマをやり過ごすことで詰ませていました。
フーディン@命の珠/マジックガード/臆病
131(4)-*-72(52)-187(252)-116(4)-181(196↑)
サイコショック エナボ マジシャ 瞑想
調整意図
C振り切り
DM時に悪ウーラオスの意地不意打ちを確定耐え
ヒートロトムの控えめオバヒを確定耐え
あまりS(最速ペンドラー+1)
ペンドラーを解雇したことで余った命の珠アタッカーを探した結果採用。
・催眠術が不快なのでゲンガーより早い駒は欲しい。
・受け回しに強かったポットデスの代わりが欲しい。
・ドサイドンとマリルリが重いのでDM切ってでも勝てそうな奴が欲しい。
いろいろ欲張った結果フーディンになりました。
ゲンガーより速いS120族で、瞑想ショックエナボでモジャンボラッキーに強く、珠ダイソウゲンでDMドサイドンをチョッキ以外ワンパンできます。
技構成は上記を満たすショック、瞑想、エナボまで確定で、残りは悪ウーラオスで気まずくならないようマジカルシャインになりました。
これに伴って耐久を悪ウーラオスの不意打ち耐え(ダイマックスして99%削れるのですが...)まで一応振っています。
特にサイコショックは瞑想ピクシーを押し切れる本来の使い方だけでなく、ダイサイコとの併用で疑似的な両刀になれるのが強かったです。
耐久はペラペラですが襷の線も切れないため、先制技を持つマリルリなどがダイマックスを切って来なくて削りのつもりが突破できてしまうこともありました。
また予めダイサイコを張るとフーディンには致命傷な不意打ち等を防ぐことができ、思いのほか耐久不足は感じませんでした。
特性のマジックガードは命の珠のスリップダメージをキャンセルするためだけのつもりでした。
しかしマタドガスや呪いサニーゴに後投げが安定したり、ナマコブシの飛び出す中身が不発になったりと想定外のシーンで得することが多かったです。
ウインディ@突撃チョッキ/威嚇/意地
197(252)-154(76)-111(84)-108-110(76)-118(20)
フレドラ 神速 じゃれつく ワイルドボルト
調整意図
臆病ポリゴンZの珠破壊光線93.6%耐え
陽気珠パッチラゴンの先制電撃嘴を威嚇込み93.6%耐え
ダイアタックでS-1にした108族抜き
残りA
補完枠。便利な犬。
鬼火日差しの耐久型の方が単体としての詰め性能は高いのですが、周りがサイクルできないのでアタッカーとして採用。
炎4倍勢や相手のパッチルドン入りを睨む仕事をします。
基本的には出さない方が選出のパワーが高いのですが、出したくなったときに腐らないよう非ダイマ状態での殴り合いに強い配分を練りました。
神速とフレドラは固定ですが、残り2つは最後まで定まりませんでした。
パッチラゴン意識のじゃれ、アシレーヌ・リザ意識のワイボ、ポリZ・カビゴン意識のインファから入れ替えつつ使っていました。
補完枠なので選出機会は多くありませんでしたが、出した試合の多くで役割対象をきっちり処理して勝利できていたので十分な仕事ぶりだったと思います。
最後に
実質的に使えるポケモンのプールが広くて最高でした。
来シーズンからはこのプールを狭めていたポケモンたちだけでなく、
準伝説たちが襲来します。
取り敢えずシングルはお休みしてダブルやろっかなーの気持ち。