【カンムリビギニング反省会】ダイマミミシズクモ
がらーる!
モチベの塊なのでシングルバトルしてきました。
VGCルールじゃない公式大会久しぶりだし、せっかくなのでね。
レギュレーションは、カンムリ図鑑に登録されているポケモンだけでシングル63です。
細かいルールは上記公式ページから。
結果から言うと1700そこそこで最終1630くらいなので大爆死です。
簡単な構築にしたのにそれでもシンプルにプレミの嵐だったので反省してます...。
ダイマ3体(ファイヤーもデカくならなくもない)から1匹選んで荒らして、相手の切り替えしダイマをミミッキュで耐えながらトリルして眼鏡オニシズクモが全部流します。
ナットレイ入りなど、どう頑張ってもオニシズクモでは無理そうな場合はファイヤーサンダー+グロスorガブリアスでサイクルします。
実際眼鏡オニシズクモの通りはめちゃめちゃよくて、プラン通りにイージーウィンできるゲームはかなり多かったです。
それだけにプレミ連打して台無しにしてしまったの本当に勿体ない...。
<構築経緯>
仲間大会のKPを見る限り明らかに水の通りがよかったことに注目。
剣盾シングルで結果を残した構築が脳裏に浮かびました。
【剣盾シーズン2シングル最終29位】ダイマミミノラゴン - koronapokeの日記
簡単に言うと「初手ダイマで残数とって相手に切り返しのダイマを強要し、耐久振りミミッキュでそれを枯らしながらトリルして鉢巻ウオノラゴンを通す」構築です。
今回ウオノラゴンが禁止なので、代わりの水タイプを探しました。
白羽の矢が立ったのはオニシズクモです。
・氷地鋼闘耐性
・特性「水泡」の超火力
→眼鏡ドロポンでHAメタグロスが確定1発など
鉢巻ウオノラゴンに比べるとやや火力不足ですが、ミミッキュの呪い等で実際は削れているうえに、普段より半減されることも少なさそうなので十分と考えました。
トリル役にミミッキュの代わりになれる生物は存在しないのでミミッキュを採用。
珠サンダーに対しても強引に展開できるように元記事よりもD寄せしました。
残りでダイマックスを切っていける強そうな駒としてサンダー、グロス、ガブリアスを採用。
アーマーガアの処理下手くそマンなので炎枠も採用したくなり、一番マシそうなファイヤーを採用して完成しました。
<個別紹介>
オニシズクモ@拘り眼鏡/水泡/控えめ
175(252)-*-113(4)-112(252)-152-62
調整意図
・ない。HCぶっぱ。
今回の主役。
展開がハマったときのイージーウィンっぷりは爽快でした。
想定通り多くのPTがドラパ以外水等倍以上だったので、積極的に選出できました。
じゃあなんで勝ててないかと言うと、この子を投げるまでにプレミを連発したからです。。。
配分は特に何も考えずにHCぶっぱ。
岩や雷技のないマンムーやグロスの攻撃を3回くらい耐えてたので特に問題なかったと思います。
攻撃技は水タイプ欲張り3点セット。
それぞれメインウェポン、最大火力、襷マンムー貫通期待です。
全部押したので変に虫のさざめきとか入れるよりは良かったです。焼かなかったけど。
ねばねばネットはダイウォール媒体で一番マトモそうだったからですが、案の定1回も押しませんでした。
ミミッキュ@カシブの実/化けの皮/慎重
159(228)-110-121(164)-*-154(116)-116
影爪 影打ち トリル 呪い
調整意図
・砂ダメ+陽気ギャラドスのダイジェット確定耐え(珠は無理)
カシブ発動後意地ドラパルトのダイホロウ確定耐え
(↑参考元のコピペ)
・皮なしで臆病珠サンダーのダイジェット93.6%耐え
今回のメイン②。
こちらの初手ダイマに切り返す形での相手のダイマを受けつつトリル呪いでオニシズクモに繋ぎます。
参考元のAをDに回しましたが、これは正解。
ダイマするサンダーに雑に投げて想定通り切り返すことができました。
技構成は素直に参考元をパクりましたが、特に問題なかったと思います。
オニシズクモではダルいミミッキュやドラパに影爪押せるのが噛み合ってました。
ただこの動きを他のポケモンに対しても雑にしてしまって負けるシーンが多々ありました。
テラキオンのダイスチルとか知らない...。
大人しく初手ダイマしたポケモンを切ればよかったんですけど、つい頭数を残そうと欲張ってしまったのが反省点です。
メタグロス@突撃チョッキ/クリアボディ/意地
187(252)-181(76)-173(180)-103-110-90
アイヘ 雷P 冷P 瓦割り
調整意図
・陽気珠ドラパのダイホロウ2回をダイスチルを挟むことで耐える
・臆病珠サンダーのダイバーン2回をダイアイスを挟むことで霰込みで耐える
・ダイスチル+ダイアイス+霰で無振りダイマドラパを倒す
初手ダイマ係①
誰も弱点突いてこない気がしたのでチョッキで対サンダー性能を上げました。
実際はめちゃめちゃ弱点技を押してくるレート帯に長く滞在してしまいました...。
テンプレっぽい鋼地氷の技範囲に疑問を感じ、少し捻った技構成になりました。
初手オーロンゲの露骨な壁展開に対して、鋼の耐性で完封しながら瓦割を通せます。
ラプラスに対しても持ち物なしダイストリーム3回をほぼ耐えきることができます。
また、ギャラドスやアーマーガアへの抵抗として雷Pを搭載しました。
バンギ→ガアの交代に対してナックル+サンダーで一貫した行動がとれます。
特にギャラはオニシズクモでは無理なので、誘って殺せるのは良い選択でした。
構築全体がドラパに薄いので、配分をかなりダイマドラパに寄せました。
しかし実際にはほぼリフレクターか鬼火だったので、この点は失敗だったかもしれません。
Aを削ったせいでダイナックル+ダイサンダーで低乱数を引いてHBアーマーガアに1回耐えられてしまいました。
Bを少しASに振り分けたら勝てた試合がもっとありました。
とはいえ最もクセが少なく手広く戦えたので、全体的には悪くない選択だったと思います。
サンダー@弱点保険/プレッシャー/穏やか
191(204)-*-132(212)-146(4)-133(84)-121(4)
放電 暴風 羽休め 怪電波
調整意図
・持ち物なしメタグロスのダイアイス+霰ほぼ耐え
・ラプラス対面で怪電波から入ると受けきれる
・あまりS←反省点
初手ダイマ要員②。強かったけど反省点も多かった枠。
日々々々さんがランクマ配信で使用されていて、ちょうど保険が余っていたので採用。
相手の羽読みドヤ地震にドヤ保険発動で切り返してニコニコできました。
オニシズクモが出せない場合のサイクル要員も兼ねていたので、羽休めが自然に入ります。
電気技はサイクルで麻痺アドを取れるかもしれない放電にしました。
取れなかったので10万でいいです。
ダイジェットの媒体になる暴風は渋々確定で、ラストは参考元の怪電波を素直に採用しました。
主にラプラスや珠サンダーを意識したものですが、ダイジェットを押した後の詰ませ性能にも貢献していい技でした。
自身のDが上がる充電でもよかったかもしれません。
特性は静電気ではなくプレッシャーにしました。
意図せず麻痺させてトリル下でオニシズクモとのS関係が狂うことを嫌ったため*1ですが、相手の静電気サンダーがPP枯れて苦しそうだったので正解だと思います。
B方面はちょうどよかったのですが、Dがやや過剰で何よりSが問題でした。
2加速しても1加速臆病サンダーに抜かれているため立ち回りが非常に歪んでしまいました。
怪電波を珠サンダー意識で入れてるのにこれはあまりにもお粗末でした。
Sは最低でも127*2、できれば131*3がベストだったと思います。
ここを除けば使用感は非常によかっただけに悔やまれます。
ガブリアス@命の珠/鮫肌/陽気
184(4)-180(236)-117(12)-90-106(4)-169(252)
調整意図
・ミラーで抜かれると試合が終了するので最速
・意地珠ドラパのDMドラゴンアロー耐え
・残りA
初手ダイマ要員③。電気の一貫を切れるポケモンで一番強そうだった。
サイクル選出をする際にマンムーでは岩の一貫が切れないのでこちらに。
バンギアーマーガアのような形に対して、後述のファイヤーの鬼火でバンギを起点化することで比較的イージーに崩していました。
ドラパに見た目上不利ですが、ダイマックスを切ることでダイドラグーンを1発は耐えることができ、裏のミミッキュ圏内に押し込むことができます。
無振りでもかなり数値が高かったのでつい考察を甘えてASベースで採用してしまいました。
珠サンダーと対面でダイマックスを切り合うと負けるという致命的な問題に後から気付きました。
これに気付いてしまってからはかなり選出が控えめになってしまいました。
改善案ですが、下記の配分にするべきでした。
189(44)-161(84)-116(4)-*-121(124)-169(252)
・陽気最速
・臆病珠サンダーのDM暴風2回+珠ダメ1回をほぼ耐え
・剣舞DM炎の牙で特化アーマーガアを確定
・意地珠ドラパのDMドラゴンアロー確定耐え
残りはアイヘ・岩技・竜技から迷いましたがドラパに一方的に負けるのを嫌って竜技にしました。
ダイドラグーンの威力重視で逆鱗を採用しました。
なおスケイルショットは使い勝手が悪いため採用しませんでした。
以前剣舞オノノクスに挿してみたことがあるのですが、下記の不満がありました。
・期待威力は67.5とかなり低いこと
・加速するためとはいえ非ダイマ状態で行動する必要があること
・Bが下がりその後のダイマックスの性能を下げること
この構築では目の前の1匹をしっかり倒してくれれば十分と考えました。
実際素逆鱗で十分削って勝利する試合はそこそこあったのでこれは正解でした。
上記の事情でほぼサイクル選出のみになってしまいましたが、
出せたときは安定した活躍を見せていたのでやはりこれも惜しいなと言った感想でした。
ファイヤー@アッキの実/炎の体/図太い
191(204)-*-144(164)-149(28)-106(4)-124(108)
マジフレ エアスラ 鬼火 羽休め
調整意図
・最速バンギ抜き(準速メタグロス+2)
・心が落ち着くH16n-1
・あまりC
サイクル要員。炎タイプで一番マトモそうだったので採用。
オニシズクモ展開が無理そうなときにサンダー+ガブorグロスで選出します。
岩技のないグロスやマンムー、ブリザポスといったオニシズクモで見たい相手を綺麗にカバーできる点を評価しました。
技構成は対面のアーマーガアと裏のバンギに一貫する鬼火とサイクル数を増やす羽休めまですぐに決まりました。
炎技は交代際の水タイプやサンダーに刺さり、ピクシーの積みを妨害できるマジカルフレイムを選択しました。
ダイジェットの媒体になる飛行技は、なんとなくでエアスラを採用しました。
実際はPT全体でミロカロスの処理が非常に苦しかったので、少しでもダイジェットの火力を求めて暴風にするべきだったかもしれません。
実際素のエアスラは鬼火羽休めのハメが決まって暇だから以外で押しませんでした。
配分や特性は特に不満はありません。
ちゃんと硬かったし、ちゃんと速かったし、影打ちに後出しして炎の体引いたし。
持ち物のアッキの実ですが、ハマると圧倒的な耐久になるのでそれはそれでよかったのですが、鬼火アッキまで決まるとやや過剰に感じました。
ナットレイを見て選出してるのに、ナットレイに交代際にステロを撒かれると苦しくなるのは意味がわからなかったので、冷静に厚底ブーツが正解だったと思います。
<反省点まとめ>
大会前
・試運転不足
→ガブリアス、サンダーの配分の甘さ
→ファイヤーの持ち物の吟味
大会当日~
・点検不足
→サンダーのHP実数値190で参加
・プレイングが原因でのずるずるとした連敗
→負けたらお散歩やお風呂など時間と場所を変える。
<最後に>
コンセプト自体は凄く刺さっていて、選出画面で「これオニシズクモで流して勝ちじゃーん」ってめっちゃ言ってました。
Twitterで今大会の構築が多く流れてきているので、これを読んでくださった方にもかなり水が一貫する環境だったことはお分かりいただけると思います。
実際それが言えて大きなプレイングミスをしなかった試合は機械的に勝てていただけに、ここ最近ではありえないレベルに勝てなかったことを反省したいなと感じて丁寧に文章化しました。
ここからは僕のプレイヤーとしての考え方ですが、せっかく同じ値段を出してゲームを買ってオンライン料金まで払うんだったら、1ルール専門なんてコスパ的にも勿体ないし、別ルールでの知識の蓄積が他ルールでも生きることがあるのでやり得だと思って積極的に取り組んでいます。
そのうえでせっかく時間を費やすならその考察の正しさを見せつけたい、といったスタンスですね。自慢の宝物をひけらかしたいタイプの子供。
負けるなら自分より深い考察を見せつけられて納得して負けたいし*4、考えてなさそうな人に負けるのは特に悔しいし、自分側に非がある敗北ならもう悔しいを通り越して萎えます。
「これが俺の答えだ!」ってぶつけたかったのに、今回それが正解だったかすらよくわかんないで終わってしまったことでモヤモヤしてるんだな~と自己分析しています。
次回はたぶん竜王戦予選?なのですが、楽しかった~で終われるようにしたいですね。
~Special Thanks~
日々々々さん
弱保怪電波サンダーを配信で見かけて僕が一方的にパクった。
くるはさん
鬼羽ファイヤーを配信で見かけて僕が一方的にパクった。
仲間大会出てなかった僕にいろいろデータを見せてくれた。
そういえば僕もファイヤー使うことは言ってなかった。