ぎんなん難儀

ぎんなん(@icho_poke)さんがいろんなルールで頭を絞るブログ

【シングル雑記】脱出ボタン両壁オーロンゲ

ガラル2記事目です!ぎんなんです。

シングルランクマで2桁まで来て正直満足して記事書き始めたんですけど、

オーロンゲの項だけで1000文字超えてしまったので、記事を分けて公開することにしました。

 

f:id:ginnnanpoke:20200120131019j:plain

最高60番くらい。ぼかあ満足だ。

 

f:id:ginnnanpoke:20200120130537g:plain

オーロンゲ@脱出ボタン/悪戯心/慎重

201(244)-140-111(204)-*-113(60↑)-80

不意打ち 挑発 光の壁 リフレクター

 

調整意図

・意地ドリュウズのアイヘ耐え

・控え目ガルドのラスカノ耐え

 

以下話が長いので一応目次をつけときますね。

 

 

 

< 脱出ボタンについて>

脱出ボタンは8世代から対戦を始めた方には馴染みが薄いアイテムかもしれません。

相手から攻撃を受けると、蜻蛉返りのようにこちらの好きな後続を投げることができます。

またオーロンゲが生存して後続に控えることになるので、1匹目の積みポケモンが倒された後にもう一度、壁なり不意打ちなり一仕事することができます。

また特殊な仕様がいくつか存在し、その1つに「蜻蛉返り等交代技で脱出ボタンを起動した場合、こちらの脱出だけが発動し蜻蛉返りの交代効果は発生しない」というものがあります。

これは壁展開に非常に有利な仕様です。

壁張りポケモンを交代技で倒しながら挑発持ち等を置いて裏の積みポケモンを迎え撃つ、というのは対壁構築における対策行動の1つですが、これを未然に防ぎ逆に一方的に起点にできるのが強力です。

またおまけ程度ですが、オーロンゲが生存し脱出した場合は一応残数不利を取っていないため、耐久系の積みポケモンを使用した場合にTODを狙われづらくなります。

 

<技構成について>

両壁は採用理由なので割愛するとして、挑発と不意打ちについて補足をいれておきます。

壁展開で困る相手の動きは、おおまかに下記の3つです。

①交代技で壁役を倒す動き

②積みポケモンの後出しを促す動き(欠伸など)

③こちらの壁張り役を起点にする動き(剣舞など)

このうち①は脱出ボタンが解決してくれます。

②③を挑発が解決してくれます。

ついでに次のターンに殴ってくれれば挑発が1ターン残るので、後続が確実に積み技を選択できます。

言い換えると、積みポケモン側の挑発の技スペースを圧縮し技範囲等の拡充に割けます。

ギャラドスの挑発を切ってパワーウィップにしても、オーロンゲで挑発してから脱出すればカバ前で竜舞できるよ~みたいな話です。

 

不意打ちは、脱出ボタンとの噛み合いから必須の技です。

積みリレーでよくあるのが、下記のような展開です。

・起点係がしっかり起点を作って退場

・2体目が積んだものの、相手のダイマックスポケモンと殴り合って競り負ける

・3体目はダイマ技を受けて積む余裕がなかったので先制技で相手ダイマを倒す

・積めてない状態で不利ポケモンを死に出しされて負け

 

この展開で1番よくない点は、積みポケモンが積めてない状態で先制技で相手を倒さざるを得なかったところです。

ここに不意打ちを持った脱出ボタンオーロンゲが入ると、下記のように変化します。

・オーロンゲがしっかり起点をつくって脱出

・2体目が相手のダイマックスと殴り合って競り負ける

・オーロンゲが不意打ちで相手ダイマを削りきって後続にもう一度起点作って退場

・3体目が十全に積み技を行使できる

 

積めてない状態の積みポケモンに相手が有利なポケモンを意図的に合わせることがないため、明らかにゲームの展開がよくなります。

ちょっと言語化するのが難しい話ですが、ちゃんと伝わったでしょうか・・・?

 

<構築のヒント>

あまり人に自分の構築を押しつけたくないのでレンタルIDは控えますが、

・壁込みで低負担で発動できる弱点保険

・相手の欠伸持ちに交代して流す動きに邪魔されないラムのみ

あたりをもった積みポケモンを後続に採用するといいと思います。

 

 光の粘土が盲目的に採用されがちな壁張り要員ですが、ちゃんと構築単位で構成考えてますか~?みたいな話でした。

次回はシングルかガラル☆ルーキーズの記事です!

それでは!