【S16.スペレ1900】お願いマッスル！めっちゃ受けたい、Yes！

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＞＞＞筋肉本舗、はいズドーン！＜＜＜

・・・すみませんでした。真面目にやります。

＜概要・成績＞

シーズン16のスペシャルレートは、

歴代KP30位以内禁止シングルバトル、です。

詳しくは公式から。

Pokémon Global Link

PTはこちらです。

最高＆最終レート1908

久しぶりの瞬間1位をドヤるための画像

最終順位（ここに追記します）

＜構築経緯＞

強い（パワーと器用さを兼ね備えた）メガ枠や積みエースが

軒並み環境から消えてしまったので、逆に受けきった方が勝てる気がしました。

メガ枠のうち、人気が集中すると思われるのは、

チャーレム・ミミロップ・カイロス・サーナイトの4体。

これら全てに対面での有利が取れるメガプテラを採用。

メガプテラは岩飛行地面の優秀な技範囲を持ち、

数値受けで止まりやすいという欠点も、

取り巻きを崩せない弱い駒を選出させていると考えれば、

受け構築を使ううえではアドです。

プテラは対面からは有利ですが、後出しできる訳ではないので、

各メガシンカを受けられる駒を揃えていきます。

まずメガチャーレムを受ける駒としてクレセリア、

メガへラクロスを受ける駒としてマッシブーンを採用。

メガサーナイトを受ける駒は当初亜ベトンをチョイスしましたが、

・特に専用Z持ちのアシレーヌに対して役割を持てない

・ステロを撒いて楽になりたい

・瞑想眠るスイクンに破壊されてしまう

等々の不安を抱えていたため後日眠るエンペルトに変更しました。

ここまでで強い電気の一貫があり、

ジバコイルのボルチェンから崩されることが

容易に想像できたため、電気無効枠として輝石グライガーを採用。

最後に毒身代わりであらゆる面倒くさい駒へのごまかしができそうな

クレッフィを教えて貰い6枠使い切りました。

＜個別解説＞

プテラ＠メガストーン

プレッシャー→硬い爪/意地

187(252)-176(36↑)-109(28)-*-131(124)-179(68)

雪崩　燕返し　地震　羽休め

調整先

・メガ進化前で臆病シャンデラの霊Z93.6%耐え

・メガ進化後意地ムクホークのインファほぼ2耐え

・岩雪崩で無振りシャンデラを93.6%で1発

・燕返しで無振りホルード確定2発(81〜96ダメ)

・燕返しで無振りメガカイロスに75%~

・最速110族抜き 

構築の始点。個人的に最も評価の高いメガ進化の1匹。

超速での岩飛行地面の技範囲はほぼ全ての構築に刺さります。

カイロスに剣舞まで考慮して後出しできる数少ない生物の中で、

一番汎用性が高いのも評価ポイントです。

役割をカイロス、ムクホ、叩きガエンのみに絞ってしまうと

後出しができず腐ってしまうため、

Dに厚く配分し重めのシャンデラへの受け駒の役割も持たせました。

無振りメガプテラの1.3倍くらい堅いです。

プテラに上からスイープされないような残HP管理を相手に強いることができ、

こちらの立ち回りを楽にしてくれたと感じます。

Sを下げたことでメガミミロップの下を取っていますが、

マッシブーン、クレセ、グライガーの3体で受かるので、

特に支障はありませんでした。

メガシンカ単体の強さとして最強では決してありませんが、

チーム単位での強さを最も引き出してくれるメガシンカだと感じました。

ハイキューで言うとウシワカくんではなく及川くん。

クレセリア＠超Z

浮遊/図太い

223(220)-*-173(140↑)-95-169(148)-105

サイキネ　瞑想　毒々　月の光

調整先

・陽気メガチャーレムの膝ほぼ3耐え（急所命中込み86.21%）

・臆病ポリZのテクスチャー10万→瞑想後10万を両方最高乱数以外耐え

・控えめアシレーヌの眼鏡ムンフォ確3（ムンフォ→海神を確定耐え）

・頻繁に定数ダメージを貰うのでH16n-1

・サイキネZで無振りニドクインまで確定

 ・瞑想サイキネZで無振りメガチャーレム確定

チャーレムを受ける係。

エンペルトが出せなくてもアシレーヌが受かるのもありがたかった。

毒と月の光があればあとは技も持ち物配分も自由だと感じたので、

シーズン中にいろいろと変えていました。

一番面白かったのはエナボ/日本晴れ@草Zで

ステロラグも雨メガラグも徹底して虐める型でした。

・毒々月の光で技が完結していること

・構築単位でニド夫妻が受からないこと

・HDガエンの叩き落とすを軽減させて受かるようにしたい

・テクスチャーポリZに毒+クレッフィの身代わり以外の処理ルートが欲しい

等といった理由で最終的に瞑想サイキネZで落ち着きました。

構築内で唯一まともにポリZとニド夫妻と戦えますが、

回復技の月光のPPが8しかないためかなりシビアでした。

マッシブーン＠フィラのみ

ビーストブースト/腕白

207(196)-160(4)-176(4↑)-65-80(52)-131(252)

馬鹿力　雷パンチ　ビルド　羽休め

調整先

・意地メガラグの雨滝登りが確3（42%〜49.7%）

・無補正無振りフェローチェの珠冷b確3（42%〜49.7%）

・雷PでH振りアシレーヌが確2（52.4%〜62%）

・馬鹿力でH振り亜ベトンが確2（53.7%〜63.6%）

・準速（ホルードよりS種族値が1高いため）

マッスル枠。もとい物理受け①

4振りしかしていないのにシングルのテンプレ半分回復のカバと

ほぼ同じ物理耐久があります。硬すぎる。

ヘラやホルード、ブルルあたりをしっかり受け止めてくれました。

ニダンギルの剣舞にも後投げからビルド羽で押し返せます。

B上昇無視の聖剣も半減のため問題なく羽が間に合います。

呼ぶアシレーヌへの最大打点の毒突きにすると、

ニダンギルへの打点がなくなってしまうため雷Pで妥協しました。

馬鹿力はビルドと一見相性が悪いですが、

これ以外の命中100の格闘技が瓦割だのドレパンだので、

ASホルードすら倒しきれないため仕方なく採用。

序盤に雑に打って裏へのダメージを稼いでサイクルを回し、

終盤の詰めでビルドを見せるため案外悪くなかったです。

AS剣舞無Zホルードのケアで準速になり、

副産物でペリラグにかなり強くなりました。

削ったペリッパーの上から雷P→Bブーストでラグと対面します。

持ち物はゴツメとも悩みましたが、

ビルドとも相性がいいフィラの使い勝手が非常に良かったため、

このまま使い続けました。

瞑想ショックサイコシフト月光クレセに焼かれながら粘り切ったのが

一番面白かったです。

エンペルト＠残飯

まけんき/慎重

191(252)-109(20)-109(4)-*-157(172↑)-88(60)

鋼の翼　吠える　ステロ　眠る

調整先

・無振りスイクンの+6熱湯を残飯込み3耐え

・鋼の翼で世間のだいたいのメガサナを確2

・鋼の翼3発+ステロ-残飯回復2回でHBニンフ確定

・ 4振りブラッキー抜きアシレーヌ抜き

メガサナ、アシレーヌ、瞑想ニンフ・スイクンを受ける係。

頑丈や重めの炎枠を消耗させるステルスロック、

瞑想等起点回避のための吠える、

アシレーヌ＋三日月の舞クレセ等で過労死しないように眠るを採用しました。

鋼技が弱くて弱くて仕方なかったけれど、ラス1ニンフに負けると

何のために採用しているのかわからないので泣きながら鋼の翼。

アイヘを覚えてほしいです。頭についてる王冠は怯ませるためのアイテムですよね？？？

ステロを撒いたターンにアシレーヌに上からアンコールされると、

めちゃくちゃだるいのでSに多めに割いています。

単体としては有り得ないほど弱かったですが、

ヘラクレセアシレーヌみたいなのにマッシと一緒に投げて、

寝てるだけで降参が貰えるので採用してよかったです。

気合玉メガサーナイト使う人は嫌いです。

めざ地厳選しないからレート上がらないんですよ。

後述のグライとお互いの弱点攻撃を全てカバーし合えるので、

耐性の相性はかなり噛み合っていました。

グライガー＠進化の輝石

めんえき/図太い

171(244)-*-143(36↑)-56(4)-106(164)-113(60)

大地　ギロチン　毒々　羽休め

調整先

・意地メガチャーレムの思念2耐え（怯むので参考程度）

・控え目ジバコイルのアナライズラスターを高乱数2耐え

・大地でH振りニダンギルを確定3発

・準速60族抜き

電気の一貫を切れる中で最も強い受け駒。

このルールは強力な地面タイプが悉く出禁のため、

ジバコイルに不利対面でボルチェンを通されると、

・交代→つらいアタッカーが出てくる

・居座り→がっつり削られてサイクル参加不能

のどちらかを強要されることが多いです。

グライガーなら仮に交代を読まれてラスカノを打たれようが、

眼鏡以外なら受かるので問題なくサイクルを回していけます。

ランドやマンダの不在で環境にめざ氷がほぼいないのも追い風です。

飛行タイプの受け駒としてはバルジーナが近い数値を持ちます。

	今回のグライガー	HBバルジーナ	備考
HB指数	36594	37324	※HP×防御実数値
HD指数	27189	24955	※HP×特防実数値
合計	63783	62279

今回のグライガーはかなりD寄せしていますが、

遜色のない耐久を持っているのが伝わると思います。

下記3点において大きくグライガーが勝ります。

・先述の電気耐性

・格闘半減、岩等倍（羽休めで半減）

・免疫とギロチンによる受け駒ミラーでの強さ

技は毒々と羽は確定として、

先述のvs受け駒を意識したギロチン、

（採用できるほど考察できる人が少ないと思って切っていたため、

　相手のグライに対して上からギロチンを押すしかない）

ジバコイルやハガネールへの打点であり、

火傷してもH振りエンテイの身代わりを破壊できる大地の力。

個体数は非常に少ないですが明らかに強い駒なので、

今後数が増えるポケモンだと思います。

プレイヤーの方がいなくなりそうですけど。

クレッフィ＠ウイのみ

悪戯心/図太い

ドレインキッス　瞑想　毒々　身代わり

161(228)-*-134(84↑)-101(4)-130(180)-97(12)

調整先

・臆病C252ビビヨンの暴風を身代わりが93.6%耐え

・陽気ジャラランガの鉢巻地震93.6%耐え

・無振りメガジュペッタと同速なのでちょっとS振り

・H16n+1（残飯をエンペに取られた）

フェアリー枠。グライガーと並ぶことで6世代民にちょっと嫌な顔をされる。

ジャラランガに対して楽ができるフェアリー枠を探していたところ、

gaspardさんのブログを拝見し、配分を変えて採用に至りました。

www.gsp841125.com

基本的な採用意図は彼の記事を読んで戴ければと。

ビビヨンや猫の手胞子などハメ系の戦術に強いです。

また積み＋毒みがを両立できるので崩しもなかなか優秀です。

メガジュペッタの挑発の上から毒を入れてしまえばあとはぼーっとしてるだけ

で倒れてくれるのでS12振りはとても大事。

想定してないヤバい生物とマッチングした場合に、

他で毒を撒いて切る→鍵でひたすら身代わり連打で強引に処理できます。

仕方なく持たせたウイの実ですが、この強引な処理をする場合に、

残飯だと5回しか打てない身代わりが6回打てるのでこれで良かったです。

皆さんヘイトが高いのか炎地をとてもよく呼んだので、

プテラやマッシブーンが安全に降臨できてpt内での耐性も

非常に噛み合いがよかったです。

＜選出・立ち回り＞

素直に役割を持ちやすそうなポケモンを選出します。

+or

+or

+or

こんな感じが多かったと思います。

プテラは投げられるときに投げる。

マッシは必要なときに投げる。

低レートには上から殴れるプテラとギロチングライを積極的に投げて、

可能な限り事故を防ぎます。

立ち回りについては序盤はなるべく交換読み行動を控え、

対面・交代先に一貫する技を素直に押すことを心がけました。

勝率の安定化と中盤の一点読み行動を通りやすくできたので、

戦略としては正しかったと思います。

 ＜最後に＞

ミミッキュやボーマンダに縛られない自由なプールのため、

純粋にシングルバトルを楽しむという意味では楽しいルールでした。

しかし、予期せぬ謎のポケモンにしばしば破壊されたため、

最上位を目指すにはとてもとても苦しいルールでもありました。

ガラル地方渡航制限令が出ていることですし、

まだの方は今のうちに相棒と潜ってみるのはいかがでしょうか？

すぺしゃるさんくす

ジオットさん、gaspardさん

受け構築を使ううえで相談と雑談にのってくれた。

質問・ガバの指摘は@icho_pokeまでお願いします。